人々は何千年も前からヘンプを利用してきました。今日では、ヘンプに含まれるCBDがよく知られています。しかし、麻からCBDを抽出するようになるずっと前から、ヘンプは人々に利用されていました。

今でもヘンプとマリファナと混同する人が多くいます。その昔、有害で陶酔性のある大麻を密かに何台にもわたって栽培していた悪い人たちがいました。その結果、現在の大麻はマリファナの有毒成分であるTHCの含有量が非常に高いものになっています。一方、他の性質を持つように品種改良されたヘンプは、全く無害なものとなっています。

最も古い布は、紀元前8,000年から7,000年の間に麻(ヘンプ)から織られたものであると言われています。紀元前4,000年頃の中国では、麻を使って陶器が作られていました。さらに数千年前の紀元前140年には、人類初の紙が麻から作られたことがわかっています。

アメリカでの最初の麻の使用は、1616年にジェームズタウンにアメリカ人が初めて入植したときにさかのぼります。当時、麻はロープや帆、衣類などに使われていました。その後1631年に麻が合法的な通貨になり、税金の支払いにも使われていたのです。

ヘンプステッド、ヘンプヒル、ヘンプフィールドといった街の名前は、アメリカにおける麻の深い歴史を示しています。

1776年のアメリカ独立宣言は、麻の紙で起草されました。

cannabis-info.jp

しかし、1937年に「マリファナ税法」が成立し、すべての大麻(麻を含む)の販売に税金が課せられることになりました。これにより、大麻の生産は大きく後退しました。やはり、麻はアメリカ的ではないと思われたのでしょう。

1942年、米国農務省の「ヘンプ・フォー・ビクトリー」プログラムにより、一時的に中断していた麻の生産が本格的に再開されました。このプログラムは、第二次世界大戦で使用されるヘンプロープやテキスタイルを生産するために実施されたものです。

1970年、アメリカのヘンプ産業に新たな障壁が発生しました。規制物質法が施行され、ヘンプはスケジュール1物質に分類されたのです。残念なことにマリファナ、ヘロイン、メタンフェタミンも同じ分類になってしまったのです。

ヘンプ栽培のパイロットプログラムが再び認められたのは、2014年の農業法案からでした。農業法案では、農家は米国農務省と州の監督下でヘンプを栽培できるようになりました。ついに2018年、トランプ大統領の2018年農業法案で、ヘンプはスケジュール1の物質から削除されました

現在、アメリカでヘンプは合法的に栽培されており、さまざまな用途で使用されています。

人類は何千年もの間、世界中でヘンプを利用してきました。今日、ヘンプは「驚異の作物」としての評判を取り戻し、この多目的植物の歴史に新たなエキサイティングな章が刻まれようとしています。